学校探しそして労働局からの援助 
私の相方の仕事の関係で、引越しをしたのをきっかけに、ダンス業から少しずつ離れていきました。単身赴任をしながら踊ったりもしたのですが結構しんどかったからです。(笑)
そして三十路に入ったのをきっかけに、興味のあるウェブデザイン関係の勉強をしたいなと思い、労働局(Arbeitsamt)へ出かけました。ドイツでは第2の職業(Umschulung / Weiterbildung)を学びたい時に、条件に当てはまれば援助を受ける事ができます。私の場合、怪我等をしてダンサーを辞めなければいけなくなった訳ではないと言う事で即却下。
そして、その後何度かダンサーとしてのプロジェクトもしたのですが、やはりウェブ系の勉強がしたくて色々な学校を検索しはじめました。ドイツ語でMediengestalterin für Digital- und Printmedien(直訳:デジタルと印刷のメディアデザイナー)と言う職業を手にする為の職業学校で最後にIHK(ドイツ商工会議所)の試験を受ける為の勉強も教えてくれる学校探しです。
何件かの学校を見つけて面接に行ってみた所、駄目元でもう1度労働局に援助をしてもらえないか聞いた方が良いとアドバイスをされました。
実際、2005年の秋から学校に通いたかったのですが、授業費が学校により月400ユーロ~900ユーロ(56,000円 ~ 126,000円)もするので、すぐに開始する事を諦めもう1度労働局に頼んでみる事にしました。
でも労働局の返事は大して変わらず、私の場合は失業手当(Harts IV)を貰える対象ではないので援助は無理との事。失業手当は、パートナー(結婚しているいないに関わらず)がある一定のお給料を貰っていたり、貯金がある一定の金額を超えたりすると貰えません。
それでも色々と抜け道はあるらしく、色々な所から情報を集めて、書類を持って何度も労働局に通い続けました。学校が始まる寸前だと言うのに未だに返事はもらえていません。今回は却下をされていないので、まだ望みはあるんです。それでも労働局からの返事を待っていたらおばあさんになってしまうので(笑)、とにかく学校へ通う事に決めました。労働局が援助してくれたらラッキー。援助してもらえなかったら自分に投資です。と言う事でやっと2006年3月から学校に通う事になりました。
ドイツ在住で、この情報が気になる方はご連絡下さい。^^
2006/02/26(日) | プロローグ | トラックバック(0) | コメント(2)